ケアギバー

子どものケアにあたる人たち

IFCAは、里親や親族里親を支援することによって、子どもたちが安全に暮らせるプログラムを広めていくことに努力します。そして現在、進みつつあるプロジェクトを紹介します。

 

IFCAは、このウェブサイトを『日米の、虐待を受けた子どもたちのケアにあたる人たち(ケアギバー)』の現状を報告する場にします。ページからは、日本とアメリカの文化や土壌は違っても、彼らの直面している、現実は酷似していることがわかります。遅々として進まない里親のリクルート 、親族里親への支援の希薄さ、里親同士が連携できる場の確保の難しさといった問題は、日米両国に共通しています。

 

『里親のインタビュー』も日本語と英語で発信します。里親たちが日々何を考え、どんなふうに子どもたちのケアにあたっているのか・・・。彼らの生の声を聞きます。

 

最後に、日米のケアギバーに関する『共同プロジェクト』を紹介します。IFCAがなぜこのプロジェクトに着手したのか、その理由や背景も理解できるようになっています。

里親インタビュー

二飯田秀一さん・笑子(えみこ)さん

石川県在住。石川県里親会会長。ファミリーホーム「旬」代表続きを読む »

角田睦子(つのだ・むつこ)さん

千葉県船橋市在住。親族里親を10年経験。続きを読む »

の、虐待をうけた子どもたちのケアにあたる人たち(ケアギバー)

アメリカの里親たち

この国の42万人いる里子の半数近くのケアをしているのは里親たちである。彼らはごくわずかな金銭的報酬を与えられ、虐待やネグレクトで身も心も粉々になった見知らぬ子どもたちを我が家に向かえいれる。「この子が親元に戻れるまでの時間をあなたの家で暫定的に過ごすのですから、子どもを手放すのを覚悟で、安全であたたかな家庭を保障してください。」と言い渡される。どんな子どもでもしばらく住み暮らすと情が移る。続きを読む »

日本の里親の現状

「施設:里親」で暮らす子どもの比率は「9:1」 現在日本には、社会的な保護を必要とする児童数が、およそ4万5千人いる。そのうちおよそ4万人強が、児童養護施設や乳児院などといった施設で暮らしている。いっぽう、里親のもとで暮らす児童数はおよそ4千人強であり、施設に暮らす児童数との比率はおよそ9:1。圧倒的に、施設で暮らす子どもたちが多い状況だ。 続きを読む »

↓モッキンバード・ファミリー・モデル実行委員会のウエブサイトが立ち上がりました。

日米の共同プロジェクト

日米両国で、里親のリクルートと支援のことが大きな課題になっています。現在、シアトルのMockingbird SocietyというNPOが考案した里親支援モデルを日本に紹介する計画を進めています。

 

モッキンバード・ファミリー・モデルとは?

今、画期的な里親支援の方法として注目されているのが、シアトルを中心に活動を広げているモッキンバード・ソサエティーという非営利団体の発案した『ファミリー・モデル』だ。昔は日本でも子どもたちは実親だけでなく、同じ村に住む祖母・祖父、隣人に見守られながら育った。このいわゆる「一村共同体家族」のようなコンセプトをとりいれ、地域の里親たちが協力し合って里子たちを養育していく方法がこのモッキンバードのモデルだ。まず、経験豊富なひとつの里親家族が”ハブ・ホーム“として中心に立ち、同じ地域の6から10組の里親、または親族里親の家族(サテライト・ファミリー)をつねに指導し、励ます態勢をとる。ハブ・ホームは自分の家には里子を取らない代わりに、サテライト・ファミリーの里子たちに緊急事態が起きた場合は、その家庭に直接出かけていってサポートし、ほとんど24時間態勢ですべてのサテライト・ファミリーにレスパイトも与える。ハブ・ホームは月に一度自宅を開放して、里親の研修をし、里子たちも交えた夕食やパーティーも企画して、チームワークをはかる。

 

里親同志のつながりが希薄だと、里親が孤立する。孤独で困惑した里親は長続きしない。その結果、里子たちは何度も住む場所を変わる。兄弟はばらばらになって暮らすことを強いられる。彼らの学校やコミュニティーは常に変わり、生活に継続性と安定性を失う。このモッキンバード・ファミリー・モデルの目的は、里親のストレスと孤立感を取り除くことによって、里子たちを安全に養育する能力をきり啓いていこうとするところにある。従来の単なる「里親サポートグループ」の域を脱出した、確固としたフォスターケアの方法論がそこにある。このモデルは成果をあげ、実際に里子たちが住む場所を変わる確率は低くなり、また、家族再統合にかかる時間も短縮されている。ワシントン州だけでなく、全米の各地でも、このモデルの取り入れが始まっている。

 

モッキンバード・ファミリー・モデルについては、このリンクに詳しい説明があります。

http://www.mockingbirdsociety.org/index.php/what-we-do/mockingbird-family-model

 

モッキンバード・ファミリー・モデル

モッキンバードファミリーモデルは米国のNPOモッキンバードソサエティによって、開発されました。


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